2021年1月1日金曜日

当院での新型コロナ対策

久しぶりにブログ更新します。
新型コロナウイルスのパンデミックにて、ついに東京は1日の感染者数が1000人超えです。島根県でも、少しずつ発症者がでています。クラスターもでています。















新型コロナウイルスに感染してしまうのはいくら注意していてもどうしようもないこともありますが、感染者に対する誹謗中傷が酷いですね。日本人らしいですね。
2020年5月か6月頃、「このウイルス感染は今年いっぱいどころか、少なくとも有効なワクチンが出現しない限り、2021年もいやそれ以降も持続し亡くなる方もでるだろうな」と考えました。
そこで、早速駐車場の横にプレハブ小屋を購入。24時間換気扇が回っており、冷暖房のエアコンも設置して冷暖房完備としました。しかも患者さんと医療者側に透明なナイロンカーテンを設置し、患者さんは電話ボックスのような個室に入ってもらうようにしました。
診察する医療者(医師の私、検査技師、看護師)の3人は完全防備としました。
一人診察の度に10分間のプレハブを換気としました(入り口と反対側に窓が大きく開閉するので、風が吹き込みます)。

患者さんは午前と午後の終わりに受診して頂き、車で待機してもらうこととしました。
さて当院受診の発熱者は2020年12月29日現在においてインフルエンザAが一人見つかっていますが、新型コロナウイルス感染者はゼロです。

患者さんごとに手袋やマスク、ガード用のフェイス、防御着などの装着は大変手間で、プレハブ小屋もそれなりに高価でしたが、スタッフや私の安全、通院患者さんの感染予防を考えればやるしかないかなと大げさな診察をしています。
まあ、これで私が感染しても諦めもつきます。

コロナ騒ぎはいい加減疲れてきましたが、まだまだこれからも続きます。
皆さん、ご自愛をして最大限の予防は継続して下さい。
感染者や都会で最前線で闘っている医療スタッフに対し過度な中傷はやめて下さいね。
明日の我が身ですよ。

1 件のコメント:

  1. お久しぶりです。
    ブログの更新楽しみにしておりました。
    先生の患者様、スタッフを思いやる気持ちに感動しました。
    私も感染しないよう努力はしていますが、こればかりは何とも。
    長い道のりですが、どうかお体を大事にしてください。

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