5月の連休は東京と日光に行ってきました。生まれて初めて、落語を寄席で生で聞きました。ライブでの落語はおもしろいですね。日光は医者になって間もないころに栃木であった日本糖尿病学会に発表しに行ったときに友達と訪れましたが、少し年をとってからの日光東照宮や華厳の滝はより感慨深いものがありました。その夜に泊った鬼怒川温泉もよかったです。日光には浅草駅から電車に乗りましたが、スカイツリー人気で浅草は大混雑でした。
相変わらず、本を乱読しています。
昨年読んだ本では、高野和明氏の「ジェノサイド」が一番でしょう。角田光代氏の「八日目の蝉」と夏川草介氏の「神様のカルテ」と続編の「神様のカルテ2」にも目頭が熱くなりました。阿川佐和子氏の「聞く力」もおもしろかったです。以前読んだ百田尚樹氏の「永遠の0」は最高に面白く、ずっと百田尚樹氏の作品は読んできましたが、本屋大賞にノミネートされた「プリズム」は今ひとつでした。昨日読んだ島根県のもと開星高校野球部監督 野々村直通氏の「やくざ監督と呼ばれて」もいろいろ考えさせられた本でした。氏は春の選抜高校野球で21世紀枠で出場した和歌山県代表の向陽高校に負けたときに「21世紀枠に負けたことは、末代までの恥です」と発言したことが原因でマスコミに叩かれた名物監督です。こんな先生に指導を受けたかったと思わせる男気のある監督で、一晩で読みました。私が尊敬している中村天風先生のことも書かれていて驚きました。
みなさんも連休は休めましたか?。
読書、運動最高ですね。睡眠時間が減り、健康にはよくないですが。医学書、医学論文も読みつつ、これからも本を乱読していきます。